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【Looker Studio】アクセス解析レポートを作成【ブログ改善】

【Looker Studio】解析レポートを作成【ブログ改善】 LookerStudio

ブログを改善したい!

でもめんどくさいことはしなくない!

そんな人にオススメなのが「LookerStudio」の活用です。

LookerStudioで作成したレポートは、1ヶ月経てば1ヶ月分の数値が自動更新されて、1年経てば1年分の数値が自動更新されます。

そのため、1度レポートのフォーマットを作成することができれば、それ以降は作成時間ゼロでレポートの数値を確認することができます。

勝手に更新されるの?
便利だなぁ!

今回、ブログ改善用のレポートをLookerStudioで作成してみたので、その時の手順を紹介していきます。

レポートサイズ

まずは、レポートのサイズ設定。

レポートサイズは以下から変更可能です。

レポートサイズの設定

「ファイル」>「テーマとレイアウト」>「レイアウト」>「キャンバス サイズ」

レポートサイズ キャンバスサイズ 設定

レポートを印刷して誰かに見せるという予定がないため、自分がレポートを作成しやすい縦横比を選びました。

構成

今回作成したレポートは以下のような構成になりました。

  • 当月の全体概要
  • 直近3ヶ月間の全体概要
  • PV数推移(過去13ヶ月間分)
  • ユーザー分析(前月/当月)
  • 曜日・時間帯別
  • 地方別PV数(前月/当月)
  • 記事別PV数ランキング(前月/当月)
  • 検索結果のパフォーマンス​(前月/当月)

ブログを改善していく上で「地方別PV数(前月/当月)」は特に必要のない項目なのですが、「どこに住んでいる人がブログを見ているのだろう?」という個人的な興味があったので、この項目を採用しました。

以下では、個人的に気に入っている3つの項目に絞って解説していきます。

  • PV数推移(過去13ヶ月間分)
  • ユーザー分析(前月/当月)
  • 地方別PV数(前月/当月)

PV数推移(過去13ヶ月間分)

PV数推移(過去13ヶ月間分)

「理想のレポートは一目で伝えたいことが分かる」とはよく言いますが、このグラフはまさにそれに当たるのではないでしょうか?

そして、このグラフから伝えたいことはもちろん1つです。

なんだかんだで、このブログのPV数は伸びている!!

通行人
通行人

このグラフ、ブログの改善には繋がらないけどねぇ

ユーザー分析(前月/当月)

ここでは以下の4つを分析しています。

  • デバイスカテゴリ比率
  • 流入チャネル比率
  • ユーザー性別比率
  • ユーザー年齢比率

これらは以下の疑問に答えてくれるものです。

  • どんなデバイスを使ったユーザーが多いか?
  • どの経路でブログに辿り着く人が多いか?
  • ユーザーの男女比はどれくらいか?
  • どの年代の人が多いか?

そして、この4つのグラフから以下のことが分かりました。

  • スマホユーザーよりパソコンユーザーの方が多い。6月7月で変化なし。
  • 自然検索が圧倒的に多いが、7月は6月より直接流入とSNS流入の割合が高くなっている。
  • 男女比はほぼ五分五分。7月は6月より女性の割合が若干高め。
  • ほとんどのユーザーは18-44歳の年齢層に該当する。

前月分(6月分)と当月分(7月分)をそれぞれで左右に揃えることで、前月からの変化が一目で分かるようにしました。

地方別PV数(前月/当月)

上記のグラフは、以下のコードを使って新規フィールドを作成しています。

CASE
WHEN 地域 IN ("Hokkaido") THEN "北海道"
WHEN 地域 IN ("Aomori", "Iwate", "Miyagi", "Akita", "Yamagata", "Fukushima") THEN "東北"
WHEN 地域 IN ("Tokyo", "Kanagawa", "Chiba", "Saitama", "Ibaraki", "Tochigi", "Gunma") THEN "関東"
WHEN 地域 IN ("Yamanashi", "Nagano", "Niigata", "Toyama", "Ishikawa", "Fukui") THEN "北陸・甲信越"
WHEN 地域 IN ("Aichi", "Shizuoka", "Gifu", "Mie") THEN "東海"
WHEN 地域 IN ("Osaka", "Hyogo", "Kyoto", "Shiga", "Nara", "Wakayama") THEN "関西"
WHEN 地域 IN ("Okayama", "Hiroshima", "Shimane", "Tottori", "Yamaguchi", "Tokushima", "Ehime", "Kagawa", "Kochi") THEN "中・四国"
WHEN 地域 IN ("Fukuoka", "Kumamoto", "Kagoshima", "Saga", "Nagasaki", "Oita", "Miyazaki") THEN "九州・沖縄"
ELSE "その他"
END

本ブログに訪れる人の中で関東地方と関西地方の人が圧倒的に多いようです。

とはいえ、そもそも地方ごとの人口が異なるので、「本ブログの内容は関東や関西の人に刺さりやすい」ということにはならないと考えています。

限定公開

ここまで、8項目のうち個人的に気に入っている3項目だけ取り上げて解説してきました。レポートの他の項目のところも見たい方がもしいらっしゃれば、以下のリンクから見られます。

URLを知っている人だけが見られるように限定公開に設定しました。

まとめ

今回、LookerStudioでのレポート作成手順を紹介させていただきました。

LookerStudioはGA4などの数値を自動で反映させられる優れたツールです。

Excelやスプレッドシートといった表計算ソフトを使うことなく、表やグラフが勝手に自動更新される。GA4からデータを手動でエクスポートしてレポートを作るという面倒なことはしなくて良くなったのです。LookerStudio、恐るべし。

今後もLookerStudioの便利な機能などを紹介していけたらと思います。

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