現在、大阪にある職業訓練校の「グラフィック・WEBデザイン修得科」というコースを受講しています。受講期間は6カ月。
残り3週間となりました。
今回は、本日制作完了したWebポートフォリオサイトの制作について紹介していこうと思います。
授業スタイル
僕が受講している職業訓練のクラスは制作実習期間に入っているため、授業は生徒各々が自分の作るものと向き合う感じで進行されていて、何か質問等があれば教室内にいる先生2人のどちらかに声をかけるという形式となっています。
各自、じぶんのペースで自由にできる感じです〜
制作過程について
僕は最初、先生がオススメする「就活用のポートフォリオサイト」の制作の仕方を教えてもらい、「業務経歴書としての役割も果たせるようなポートフォリオサイト」を作っていきました。
しかし、自分の中で「ポートフォリオと業務経歴書の両方の役割を果たしたサイト」というものに対するイメージが曖昧なまま制作を進めてしまいました。
当初、ポートフォリオサイトとして制作を進めていたものはこちらです。
↓↓↓
制作の途中までは、こちらをポートフォリオサイトとして就活しようかと考えていました。しかし、どうしても「丁寧すぎる」感じがして納得できず。
果たして「自分が気に入るポートフォリオサイト」になるのだろうか、、、
そもそも「自分が作りたいポートフォリオサイト」ってどんな感じだったっけ?
そういった悩みが出てきたので、僕はネットでいろんな人のポートフォリオサイトを見ていきました。
以前から頻繁にそういったものを見てきてはいましたが、今回は「今の自分が作ることができて、かつ、自分の心が躍るようなサイト」というものがどのようなものなのかを考えながら見ていきました。ほかの地域の元職業訓練生がWeb公開しているポートフォリオサイトもいくつか拝見させていただきました。
そんな中、ふと思いました。
「どんな成果物を載せているか」がパッと見て分かるような、シンプルなポートフォリオサイトを作りたい!
すごくザックリとしたイメージではありますが、なんとか自分の中で作りたいものの方向性が決まりました。
「こうしなければならない」という枠に囚われていましたが、そこからやっと抜け出すことが出来たという感じです。
それまで制作していたサイトは、思い切って「業務経歴サイト」に変更して成果物の1つとして扱うことにしました。
サイトの内容について
ネット上では、ポートフォリオサイトには以下の説明を入れた方が良いという主張が多く見られました。
- 各作品にどれくらい時間をかけたのか
- 何を意識して制作したのか
- どんな技術を使ったのか
しかし僕は、以下のことからそれら主張にイマイチ納得ができませんでした。
- 「所要時間はいくらでも誤魔化せる」ということを採用側は知っている。そんなことより作ったものをさっさと見たい。
- 未経験の素人が何を意識して使ったか、採用側が興味あるとは思えない。そんなことより作ったものをさっさと見たい。
- 未経験コーダーが使う技術、html,css,jqueryしかなくない?そんなことより作ったものをさっさと見たい。
制作したポートフォリオサイト
今回、僕が制作したポートフォリオサイトはこちらです。
↓↓↓
「無駄はなく印象に残るサイト」を作れたかなと思っています。
就職活動が終わってからも、若干ブラッシュアップしています。
【追記】作ったサイトを0円で公開(静的のみ可)
制作したWebページは、現在、githubpagesを使って公開しています。無料で簡単に出来るのでオススメです。もちろん就活にも使えます。
▼githubpagesを使って無料で公開する方法
WEB制作の現場では「git」という管理システムを使うことが多く、会社や内定先がgitを使っている場合は、早めに基礎知識を学んでおくことをオススメします。
▼WEB制作の仕事を始める前に必ず読んでおきたい1冊
以上が実務未経験者が職業訓練校で取り組んだ「ポートフォリオサイト制作」についてでした。
今のじぶんに出来る範囲で、じぶんという人間をどう表現すればいいのかを考えて作り上げていく時間は、じぶんと真っ正面から向き合うことになるので、楽しい事ばかりではありませんでした。
とはいえ、職業訓練で学んだことはもちろん、それ以前に経験したこと全てを総括していく作業は、貴重であり、尊いものだと思います。
WEB関連の仕事をするにしてもしないにしても、ポートフォリオサイト制作に使った時間はじぶんの人生のどこかと接点を持つことになるでしょう。
じぶんの知識や経験を積んでいきつつも、何かに立ち止まったとき、人生の岐路に立った時などに、今回制作したポートフォリオサイトを眺めてみようと思います。