いま(2022年10月6日現在)、大阪にある職業訓練校の「グラフィック・WEBデザイン修得科」というコースを受講しています。期間は6カ月間です。
先日、Googleドライブを使ったWeb公開の方法を知り、とても簡単に出来たので、その方法などについて紹介していきたいと思います。
僕が以前まで採用していた方法について
通っている学校では、HTML&CSSの教科書として以下の書籍を使っていました。数年前にhtml&cssを少しだけ齧ったことがあったものの、自分でWebサイトを作ったこともないような状態だったので、学校の授業時間に本書を読み進めて学習しました。
(上記の第2版を使っていました。)
この教科書の最後の章に「制作したサイトのWeb公開方法」としてfc2のレンタルサーバーを使ってWeb公開する方法が掲載されています。職業訓練校の授業ではWeb公開のところまで行われなかったものの、自分で教科書を読んで、自分が作ったものを公開してみたりしていました。
fc2のアカウントを作って無料プランで登録し、FTPクライアント「FileZilla」を使ってWeb公開する、という感じです。
phpなどサーバーサイドのプログラミング言語を使ったものでなければ、無料でWeb公開ができてしまうということで、以前まではこの方法で満足していました。Googleドライブを使った方法を知るまでは、、、
そもそもGoogleドライブとは
そもそもの話にはなりますが、Googleドライブというのは「Google社が提供するクラウドストレージサービス」のことです。有名なものでいうと、DropboxやOneDriveといったサービスも「クラウドストレージサービス」にあたります。
知っている人にとっては当たり前すぎる話かもしれませんが、クラウドストレージサービスを使うことで、あらゆるデータを手元のデバイスではなく「クラウド」に預けることができます。
「クラウド」というのは名前の通り「雲」のようなもので、「実在するのに手でつかむことができないもの」です。「ストレージ」は容量のことで、データの保存のことを指します。つまり、クラウドストレージサービスというのは、USBのように物理的に見えるものにデータを保存するのではなく、レンタルのデジタル倉庫にデータを置いておくという感じで利用することができます。
USBだと失くしたり壊したりしてしまう恐れがありますが、クラウドストレージサービスだとログインIDとパスワードさえ覚えておけば、いつでも倉庫の中に入ってデータの出し入れをすることができるのです。
現在のGoogleドライブは、無料で15GBまでのデータを保存しておくことができます。
aiやpsdなどといったグラフィック系のデータを沢山扱う場合は15GBでは足らないかもしれませんが、そういったデータを少ししか使わない今の僕には15GBで十分だと思っています。
答えはGoogle Supportページに載っている
今回は「Googleドライブを使ってサイトをWeb公開」する方法を紹介するということなのですが、実はGoogle Supportページにその方法が掲載されています。
ほかにも、すでに紹介してくれている記事は探せばたくさん見つかります。
おかげで僕は難なくWeb公開させることができました。
そして、僕は思いました。
ぼくが改めてWeb公開方法に関する記事を書く必要ないじゃん。
ということなので、細かい説明はここではしません。ただ、上記の記事を読んで実際にWeb公開をしている身として、感じた利点や注意点がいくつかあるので、そのあたりについて以下に書いていこうと思います。
レンタルサーバーの登録もFTPソフトも不要?
本来、Web公開をするには以下の手順を踏まなければなりません。
- ドメインを取得する
- サーバーを用意する
- ドメインとサーバーを繋ぐ
- ホームページのデータをサーバーにアップロードする
こんなことを思った人もいるかもしれません。
たった4つじゃん
たしかにWeb公開の手順を大きく分けると4つだけです。しかし、その1つ1つが面倒だったりするわけです。特に4つ目の「ホームページのデータをサーバーにアップロードする」というところではFTPソフトが必要となってくるため、1手間かかります。
そこでオススメなのが「Googleドライブ」です。実は、Googleドライブを使ったWeb公開だとレンタルサーバーの登録もFTPソフトも必要ないのです!
(もしGoogleアカウントを持っていないというような人がいれば、話は変わってきますが、、、)
静的サイトという条件付きにはなりますが、サイト公開にGoogleドライブを使うと、4つの手順が以下のようにギュッと圧縮されます。
- ドメインを取得する ⇒ Googleドライブ上で完結する
- サーバーを用意する ⇒ Googleドライブ上で完結する
- ドメインとサーバーを繋ぐ ⇒ Googleドライブ上で完結する
- ホームページのデータをサーバーにアップロードする ⇒ Googleドライブ上で完結する
上記のような感じで、Googleドライブ1つでWeb公開までできてしまうのです。
Googleさん、すごすぎます。
次の衆議院選挙ではGoogleさんに投票します。
しかし、ふと思ったことがあります。
なんで教科書にこの方法が載ってないねん!
こういうことがあるので、今後は書籍での学習に頼りきるのではなく、「他に方法がないかな?」という気持ちで色々情報を集めていきたいと思います。
URLの取得について
ここまで紹介してきた方法は簡単かつ無料でできるので、今後も採用したいと思っています。とはいえ、弱点というかデメリットというか穴というかなんというか、、、気になる点もあります。
それは、「自分の好きなURLを選べない」ということです。
URLの末尾部分は自分の好きな文字列を選べるのですが、前半部分は自動生成された文字列がついてくるため、URLがやたらと長くなります。なんとなくダサいです。
しかし、解決策があります。それは「独自ドメインを取得する」というシンプルなものです。
独自ドメインを使用する場合、基本的には有料となります。
独自ドメインを無事取得することができたら、24-72時間以内に情報が反映されるらしいです。
今回は、「Googleドライブを使ったWeb公開の方法」について紹介させていただきました。
後日、Googleドライブよりも、もっと簡単な方法で、しかもスタイリッシュなドメインでの公開が可能な方法が見つかったので、別記事でまとめています。
よかったら覗いてみてください。