パソコンで仕事をする人にとって欠かせないツール「Excel」。
「使い倒せないと話にならない」と言われかねないほど習得が必須のツールです。
とはいえ、どうやって学習を進めればいいのか分からない。。
今回はそんな人のために、Excelを習得するための「学習方法の選び方」と「学習サイトの選び方」について、まとめてみました。
- グラフや表をささっと作れるようになりたい人
- VLOOKUPなど様々な関数を使い倒せるようになりたい人
- そもそも関数で何ができるのかを知りたい人
学習方法の選び方
Excelを使いこなせるようになるには、以下の3つの方法が考えられます。
上記のうち、自分に合った方法を選べたら良いと思いますが。
3つ目の「実務の中で調べながら覚える」の場合、「そもそもExcelを使うことで何ができるのか?」というところの把握が難しいです。
初心者のうちは
のどちらかが良いでしょう。
学校に通ったり独学したりして基本部分だけでも体系的に学んでおきましょう。
明確な目的があるなら独学でも
上記のうち、明確な目的があるなら「教材を使って自分で学ぶ」つまり「独学」でもExcel習得可能です。
僕(ブログ主)の場合は、制作会社に入社してからすぐに独学を始めました。
Webサイトのアクセス解析資料を作成する中で、細かいコピペを繰り返す手作業が多く発狂しそうになったので、その状況をなんとか変えたいという強い動機がありました。
Excelを中級者レベルまで使えるようになってからは、作業の時短ができるようにExcel内の社内フォーマットを色々書き換えていって、手作業の数を最小限に抑えられるように。
強い動機があれば、独学での習得は十分に可能です。
学習サイトの選び方
Excelの学習を始めるにあたって、Googleで「Excel 学習」と検索すると次の記事を見つけることが出来ました。
上記の記事では9つのExcel学習サイトが紹介されています。
記事の中で表が掲載されていて、その表を確認すると、「それぞれの教材がどのような特徴を持っているのかを一目で把握できる」ようになっています。僕はそれを参考にして選びました。
その表で使われていた項目は以下の4つです。
昨今は動画コンテンツでの学習が流行っているようですが、Excelに関しては実際に手を動かさないと使い倒せるようにはならないだろうと思っているので、「動画コンテンツの有無」の項目は無視し、「練習問題の有無」と「ファイルダウンロード機能の有無」を重視して選びました。
自分の学習スタイルに合わせて選択するのが良いです。
無料の「Excel独習用教材」の魅力
僕が選んだ学習サイトは「Excel独習用教材」というものです。
正直、サイトデザインは古い感じがあり、あまりイケていないと思います。
しかし、教材としての実用性が高く、学習に取り組み始めてからの1週間で「ちょっとずつ使えるようになってきたぁぁ」という実感が得られました。
「Excel独習用教材」の魅力の1つとして、実践的な練習が行えるという点が挙げられます。
練習問題を解いていくことが出来るExcelファイルをダウンロードできるようになっており、実際にExcelを使って学習を進めることができます。
また、学習する内容を細かく選ぶことが出来るという点も大きな魅力だと言えます。
「初級」「中級」「上級」「VBA」といった難易度別で学習を進められたり、知りたい機能だけを選んで学習することができたりといった感じで、「自分が今何を学びたいのか」というところにフォーカスして学習することができます。
さらに、ダウンロードをするファイルによっては解答の正否判定やシートの移動を行うための機能が付けられていたりと、スムーズに学習を進められるようなサイトになっています。
Excel中級者になって得したこと
「Excel独習用教材」の中級問題を解きつつ、実務でExcelを使い続けた結果、初心者レベルから実務で使い倒せるレベルにまで上げることができました。
Excel中級者になって得したことは、以下の3つです。
元々の目的であった「資料作成での手作業の削減」に成功し、時間とストレスの大幅削減ができました。
また、コーダーとしてhtmlでのコーディングをするときにも、クライアントからいただいた店舗情報などをExcel関数でhtmlに流し込めるようにすることで、大幅な手作業の量を減らすことができました。
さらに、Excelと同じく表計算ソフトとして有名なGoogleスプレッドシートも使いこなせるようになり、ブラウザ上で表計算を完結させられるようにもなりました。
ここまでExcelを習得するための学習方法と学習サイトの選び方について、まとめてみました。
何を優先して学習サイトを選ぶのか、何に魅力を感じるのかというところは、人によって異なると思うので、自分の性格や好みに合わせて選んでいただければと思います。
また、「細かいコピペを繰り返す手作業が多く発狂しそう」な状況に陥りたくないという人は、実務につく前に最低限のスキルを習得しておきましょう。