先日、「Laravelを使ったWebサイトのトップページを編集したい」と思ったことをきっかけに、Laravelの概要をchatGPTに教えてもらい、ローカルPCにLaravel環境を構築していきました。
今回は、phpMyAdminでデータベースの設定等を行い、laravelを実際に触っていける状態を作っていきたいと思います。
以下の環境で作業を進めています
OS:Windows10
Apache/2.4.54 (Win64)
Laravel 9.51.0
Composer 2.5.1
node.js 18.14.0
phpMyAdminのダウンロード
前回準備したXAMPPの中には、「MariaDB」というリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)がパッケージの一部として入っています。
そのMariaDBをWEBブラウザ上で管理するためには、「phpMyAdmin」というデータベースを管理するためのツールが必要なので、それをローカルPCにダウンロードします。
![](https://satoimo.blog/wp-content/uploads/2022/09/850c7612116999490846136e772ab7fd-150x150.jpg)
phpMyAdminって、ローカルPCのどこに置けばいいのだろうか?
と思い、調べた結果、以下のような情報に辿り着きました。
phpMyAdmin は PHP を使って記述されたスクリプトですので、ダウンロードしたファイルをブラウザ経由でアクセスすることができる Apache のドキュメントルート内に配置します。
https://www.javadrive.jp/phpmyadmin/install/index1.html
「Apache のドキュメントルート内に配置」しないといけないらしいです。
Apacheのドキュメントルートの情報は「httpd.conf」に書いてありましたので、それを参考にします。
![httpd.conf](https://satoimo.blog/wp-content/uploads/2023/02/dc5c7d2fc3fa120c2cd6f0019d9fb37c-1.png)
僕の場合は、Apacheのドキュメントルートを”C:/xampp/htdocs”に設定していたので、htdocsディレクトリの中にダウンロードしたphpMyAdminを設置しました。
![](https://satoimo.blog/wp-content/uploads/2023/02/0af979b81f80dd2cb7db8e601ef833ab.png)
zip形式でダウンロードしたので、それを解凍してからhtdocsディレクトリで展開させます。
![](https://satoimo.blog/wp-content/uploads/2023/02/565671bc3c8f9c789c8a04615afa9f92.png)
phpMyAdminをApacheのドキュメントルートに設置することができたので、XAMPPのコントロールパネルからphpMyAdminの管理画面を開けるようになりました。
![XAMPPのコントロールパネル](https://satoimo.blog/wp-content/uploads/2023/02/7d5a2f89c7301a21d6f186bb22bbb7c5.png)
![phpMyAdminの管理画面](https://satoimo.blog/wp-content/uploads/2023/02/e05a44565f123f2d6b43a3633db0cc24-1024x522.jpg)
phpMyAdminで新規データベース作成
無事にphpMyAdminの管理画面を開くことが出来たので、次は新しくデータベースを作っていきます。
「新規作成」を押します。デフォルトで5つほどデータベースが作られていましたが、今回は新たに作ります。
![phpMyAdmin](https://satoimo.blog/wp-content/uploads/2023/02/317e5f444be18ab3e592ab6a98863bef.png)
データベース名は「laravel-test」にしました。任意で大丈夫です。文字コードは「utf8mb4_general_ci」を選択。
![文字コードは「utf8mb4_general_ci」を選択](https://satoimo.blog/wp-content/uploads/2023/02/3fa85977a9dbf2c31b30f8cec823688c.png)
新しいデータベースが作成されました。現時点ではデータベース内にテーブルはありません。
![現時点ではデータベース内にテーブルはありません](https://satoimo.blog/wp-content/uploads/2023/02/78d321a52b021cfb0bce2ed81fe2ff5f.png)
phpMyAdminで新規ユーザー作成
phpMyAdminで新しいデータベースを作成したので、次に新規ユーザーを作成していきます。
画面上部の「ユーザーアカウント」から「ユーザーアカウント概要」へ遷移し、ユーザーアカウントの新規作成を行います。
![ユーザーアカウント概要](https://satoimo.blog/wp-content/uploads/2023/02/edcc4ea2fc68c78487e79c076e48fd2d-1024x421.png)
「ユーザーアカウントを追加する」を押下すると、ログイン情報を入力する画面に移ります。
![](https://satoimo.blog/wp-content/uploads/2023/02/5a4647a1ada3ef143060e24ebc62c2d1-2.png)
ユーザ名は「test」にしました。こちらも任意で大丈夫です。ホスト名は「ローカル」「localhost」を選択。
![ホスト名は「ローカル」「localhost」](https://satoimo.blog/wp-content/uploads/2023/02/95763d4f45e75593b66de28a4e3dbf8e.png)
権限設定する項目は一旦スルーしました。
![権限設定する項目は一旦スルー](https://satoimo.blog/wp-content/uploads/2023/02/26ed4109cfd98823c4cbac66879e9d40.png)
「データ」と「構造」は必要らしいので全選択をし、SSL化も一旦スルー。
![「データ」と「構造」は必要](https://satoimo.blog/wp-content/uploads/2023/02/97f1ed8f3a6daef293d40b7921071665-1024x435.png)
無事、新しいユーザーアカウントが作成されました。
![新しいユーザーアカウントが作成されました。](https://satoimo.blog/wp-content/uploads/2023/02/880fb9bbee4666a07f842f1c4b1df08b-1024x99.png)
.envファイルの編集とテーブルの作成
laravelプロジェクトの情報とデータベースの情報を合わせるために、laravel内の「.envファイル」を編集していきます。
作成したlaravelプロジェクト直下にある「.envファイル」を開き、phpMyAdminで設定したデータベース名やユーザー名などを入力していきます。
![](https://satoimo.blog/wp-content/uploads/2023/02/d218f2f1fd74c33fe1b53b9f966d4680.png)
.envファイルの11行目に該当部分がありました。
![](https://satoimo.blog/wp-content/uploads/2023/02/ab03f4b21c66142a6af6fdc2a44fdc73.png)
「DB_DATABASE」の情報などを編集。
![](https://satoimo.blog/wp-content/uploads/2023/02/eb0697f3bf26e21300ec88f5017f3448.png)
.envファイルを編集し終えたら、ターミナルで以下のコマンドを打ちます。
php artisan migrate
![](https://satoimo.blog/wp-content/uploads/2023/02/php-artisan-migrate.png)
5つのテーブルが作成されました。これらテーブルの情報が先ほど作成したデータベースの中で反映されているかどうか、phpMyAdminで確認。
![](https://satoimo.blog/wp-content/uploads/2023/02/php-artisan-migrate02-1024x230.png)
無事、作成されていました。
![喜び](https://satoimo.blog/wp-content/uploads/2023/02/638040-1024x726.jpg)
今回は、phpMyAdminでデータベースの設定等を行いました。
前回同様、以下の記事を参考にして環境構築を進めています。
![](https://satoimo.blog/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/df37377c2fa8af09846950fc4ccff2d7.jpg)
上記の記事の投稿者である千草さんは、アプリを開発したり技術書を執筆したりしているWEB上級者です。
「WEB初心者の僕がWEB上級者の書いた記事を読んで、記事内容をどこまで実践できるのか」という実験を行っているので、そんな様子を見たい方は、ぜひ次回の記事も見ていただけたらと思います。